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山口大学
性交やそれと類似の行為によって、伝播・感染する疾患を総称して性感染症と呼ばれている。
高齢者の場合を除けば、多くの性感染症がみられるなかで、男性においては尿道炎が圧倒的に多い。すなわち男性尿道炎の大部分は性感染症である。
男性尿道炎はその原因微生物によって、淋菌の感染による淋菌性尿道炎と、それ以外の原因微生物の感染による非淋菌性尿道炎と大別される。 さらに非淋菌性尿道炎の約半数近くがクラミジアによるといわれている。 なお淋菌性尿道炎の20〜30%にクラミジアの合併(混合感染)が認められている。
ここで頻度の高い淋菌性尿道炎とクラミジア性尿道炎について、その発症、症状を記す。
淋菌性尿道炎
クラミジア性尿道炎
感染の機会から1週間以内の潜伏期間ののちに、外尿道口に発赤、排尿時の尿道の痛み・灼熱感(特に排尿の初め)をきたし、外尿道口より多量の膿性(「うみ」のような)の分泌物を認める。
感染の機会から、淋菌性尿道炎と比べて潜伏期間が1〜3週間と長く、発症は比較的緩徐である。また排尿時の痛みも比較的軽い。分泌物は膿性でなく、どちらかといえば漿液性(サラサラしている)で、量も少ないことが多い。
しかしこの両者の区別非常にまぎらわしいこともある。 また先に記したように淋菌性尿道炎の約J〜_%にクラミジアの合併(混合感染)が認められている。 さらにこの両者、治療法が異なっているので、まずは適確なる診断をうけ、病状を明確する必要がある。 治療をうけるに際しては、指示された必要最低限の治療期間は守ることが大切である。 なお当然ながら、治療中は性的な接触は避けるべきである。
治療終了後は、潜伏期間に相当する期間を置いた後に再検査をうけて、原因微生物の陰性化(治癒)を確認することが望ましい。 またパートナーの検診は不可欠である。
最近、通常の性交渉のほかにオーラルセックスでの感染が増加している。 膣性交しなければ大丈夫といった間違った認識は改める必要があると強調されている。
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